はじめに
この記事では小説のネタをフリー(無料)で提供しています。自由にご利用ください。
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当記事の内容をそのまま使っても構いませんし、好きなように変えて使っても構いません。
インスピレーションがわいたり、アイデアのヒントになったりすれば幸いです。
小説のネタ『ダンジョン公式配信』
コンセプト
主人公はダンジョン管理者になり、ダンジョンの公式配信を始める。
ダンジョンに挑戦する配信者がバズると公式である主人公の配信も一緒にバズる。
おかげでダンジョン自体が人気になり、挑戦者が増え、配信する挑戦者が増える分だけ公式配信の視聴者数も登録者数も伸びていく。
タイトル案
ダンジョン公式配信はじめました ~公式配信なので、人気配信者たちの視聴者が全部こっちにも流れ込んできます~
ジャンル
現代ファンタジー
現代ファンタジー、ダンジョン、配信、ダンジョン配信、バズ、公式配信、管理者
ストーリー
①ダンジョン出現&踏破
ある日、突如として世界中に謎のダンジョンが出現する。
人々はこぞってダンジョンを調査。そこはまるでRPGのようにアイテムが落ちていたりモンスターが出現する場所だった。
ダンジョンで死ぬと、実際には死なずにダンジョンの外に強制的にワープするシステムになっている。
主人公は運よく簡単なダンジョンを見つけ、最初にクリアすることに成功した。
ダンジョンを最初に踏破した人はダンジョンの管理者になってダンジョンを改造できる仕組みになっていた。
②ダンジョンを改造
簡単なダンジョンだったので、主人公はダンジョンを改造する。
普通のダンジョンは単純に武器の強さなどが強ければ有利なものが多いが、主人公は頭を使う必要がある仕掛けを作ったり、イジワルなトラップを仕掛けたりした。
③配信のトレンドに
配信者がこぞって各地のダンジョンに挑戦する。ダンジョン調査を機に配信を始める人も出てくる。世はダンジョン配信時代になる。
主人公は管理者としてダンジョンを好きにイジれるので、要所に配信用のカメラを設置し、ダンジョンを訪れる配信者たちの行動を「ダンジョン公式」として配信しはじめる。
公式配信のあるダンジョンということで話題になり、様々な配信者が主人公の管理するダンジョンに挑戦しはじめる。
④バズリを吸収
ダンジョン攻略猛者の人気配信者が主人公のダンジョンでトラップにかかってあっさり全滅。何が起こったのか気になった視聴者が一気に公式配信になだれ込む。
その後はダンジョン挑戦者と公式配信を二窓して観る視聴者が増え、主人公のチャンネルの視聴者数(同時接続数)や登録者数が爆増する。
⑤バズリ第二段も吸収
ダンジョン攻略猛者の人気配信者が全滅したトラップを無名の配信者が先に攻略する。それがキッカケで無名配信者がバズって一躍有名になる。
彼らの視聴者も公式と二窓で観るので、主人公も一緒に視聴者数と登録者数が爆増する。
その先は普通に難易度を高く設定しているので、彼らは単純にモンスターにやられて全滅。
主人公のダンジョンはやり方しだいで有力な配信者よりも先に進めると知られ、主人公のダンジョンに挑戦する配信者が増える。それに伴い視聴者数と登録者数もどんどん増えていく。
⑥コラボ相乗効果の恩恵も吸収
武闘派の人気配信者と頭脳派で話題になった配信者がコラボし、協力して主人公のダンジョンを攻略することになる。
コラボが話題を呼び、過去最高の同時接続数を記録。それがニュースになり、さらに話題になる。
主人公のトラップによって彼らは分断され、力と頭脳を両立できずに全滅。
でもうまくやればクリアできそうなので、挑戦者もどんどん増え、公式配信の視聴者数と登録者数もどんどん増える。
公式配信っておいしいところを全部持っていく感じでなんかズルいですね。
ついでに「ダンジョン管理者は利用料として配信者から配信収益の三割を得られる」とかしてぼろ儲けにしてもおもしろいかも。
キャラクター
主人公
本人はそんなに強いわけではないが、たまたま運よく簡単なダンジョンが近くに現れ、そのダンジョンをクリアして管理者となる。
ダンジョン公式配信を始める。
武闘派人気配信者
戦闘能力が高く、いろんなダンジョンを奥のほうまで攻略した実績がある。
配信者としても人気で、多くの登録者を持っている。
頭脳派配信者
戦闘能力はそんなに高くないが、頭はキレる。配信者としてはあまり数字を持っていなかったが、武闘派人気配信者が全滅したトラップをクリアしたことでバズって有名配信者の仲間入りを果たす。
ヒロイン枠はないんですか?
配信者枠の誰かをヒロインにするか、主人公のファンをヒロインにするといいかも。
最後に
最近、「ダンジョンで配信してバズる」系の作品がトレンドになっています。
これもテンプレートがあり、
- 主人公は配信しているがあまり伸びていない。
- 配信を切り忘れて無双していたら、人気配信者の配信に映りこんでバズる。
- 配信中、コメントが流れてリアルタイムで主人公を賞賛する。
- 掲示板回があり、一話まるまる5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のノリで主人公について語られる。
という傾向があります。
いわゆる「なろう系」の流行を押さえた小説を書きたいのであれば、この「ダンジョンで配信してバズる」系がオススメです。
今回の記事ではそのダンジョン配信系でも少し変化球的な作品のアイデアを書いてみました。
ダンジョン内で無双してバズるのが流行しているのに、ダンジョン管理者とは変化球ですね。
量産される流行ものの中で埋もれないよう、少しでも変化を加えないとね。